はじめに
2歳と1歳の男の子の母、やえごんです。
私は2人の子を完全母乳で育てました。
といっても長男の時は約1か月、次男は3日(!)、ミルクを足していた混合の時期もありました。
完母にこだわっていた訳ではないのに、いざ産んでみると「出来るだけおっぱいで育てたい…」と思うもので、長男の産後はいつもネットサーフィンをして、母乳の量を増やす方法や、上手に飲ませる方法を読み漁っていました。
このブログでは、そんな私が母乳量を増やすためにやってみて効果を感じた4つのことをご紹介します。
- グリーンルイボスティ
- 泣いたらおっぱい
- 夜間の頻回授乳
- 助産師さんの乳房マッサージ
【山陽商事】 常温 Newオーガニックグリーンルイボスティー 16パック×3袋セット 南アフリカ産 ルイボス 非発酵 ノンカフェイン カフェインレス 有機 健康茶 ポリフェノール SANYOTEA 送料無料 S-GR16P
今、母乳量を増やしたいとお悩みの方の助けに少しでもなれば嬉しいです!
↓私の母乳育児を支えてくれたおすすめの本です。
母乳は「がんばる」必要ありません、がキャッチコピー。
読むと気持ちが楽になり、母乳もう少し続けてみようと前向きになれます。
(2024/11/21 12:33:46時点 Amazon調べ-詳細)
母乳量が足りているか
母乳量が足りているのかどうか。
これははじめて母乳を赤ちゃんにあげたお母さんが必ず通る心配ごとではないでしょうか。
オムツを替えて、母乳を飲ませて、抱っこをして、やっと眠りについた赤ちゃん。
またすぐに泣きだすと「さっき咥えていたおっぱいからは何も出ていなかったの?」と思ってしまいますよね。
長男の時に出産した病院では、授乳のはじめと終わりにスケールを使って、赤ちゃんが飲めた母乳の量を計算していたのですが、全然体重が増えていなくてびっくりしたものです。
また母乳だけではぐずりがちだった新生児期の長男に、ミルクを与えるとぐっすり眠ってくれた時なども「やはり母乳だけで育てるのは難しいのかも…」なんて思ったことも。
こうした状況で検診の時に小児科の先生や助産師さんにも相談して言われたことは
- 体重が少しでも増えている
(よく言われる3ヵ月で2倍体重にはならなかった長男) - おむつが1日6回程度濡れていて、うんちが1日1回出ている
- 24時間で8~12回は母乳を飲んでいる
- 健康そうに見える、活気がある
上記の目安に当てはまっていれば、十分に母乳が飲めているとのことでした。
それでも出来るだけ母乳量を増やして、母乳育児を軌道にのせたい。
そう思って私が取り組んだことをこれからご紹介していきます。
母乳量を増やすためにやったこと4つ
グリーンルイボスティー
これから母乳量を増やすためにやったことを4つ紹介しますが、私の場合はこのグリーンルイボスティーの効果が8割を占めたといっても過言ではないくらい、本当に助けられた飲み物です。
きっかけは先に子供を産んでいた友人の先輩ママ。
出産祝いのラインに「母乳がうまくいかなくてへこんでる」と返したところ、
「母乳の量のことで悩んでいるならグリーンルイボスティー飲んでみて!」と勧められました。
彼女は母乳とは関係なく、もともとこのお茶を愛飲していたのですが、飲んだ日の母乳の出方が明らかに違うことに気づいたのだそうです。
もともと母乳量が十分だった彼女は、それからはむしろグリーンルイボスを飲むのを控え、赤ちゃんを旦那さんに預けるために冷凍母乳を作る日など、ここぞという時に意識して飲んでいたそうです。
これを聞いて、私もさっそく飲みものをグリーンルイボスティーにチェンジしました。
毎日朝起きると、お茶ポットにグリーンルイボスティーを作り、リビングのテーブルの上にドンと置きます。
これをテーブルの前を通るたびに飲むようにしました。
母乳をあげていると喉が渇くこと、冬の出産だったので室内は暖房が効いて乾燥していたこともあり、1日に2リットル以上は飲んでいたと思います。
すると確かに、母乳の出が良くなっておっぱいが張る感覚が分かるようになってきたのです。
生後3か月頃には、グリーンルイボスティーを飲むと必要以上に母乳が生産されてしまうようになったので、飲むのを控えて麦茶に戻したくらいです。
個人差はあると思いますが、私にはそれくらい効果がありました。
母乳量で有名なお茶といえば、AMOMAミルクアップブレンドや、マリエン薬局も有名ですね。
グリーンルイボスティーが母乳量を増やすことについては、完全に友人と私の体験談で、化学的な根拠などは分からないです。
ですがそんなに高いお茶でもないですし、大きなスーパーやカルディなどでも手軽に購入できるので、試しに1パック飲んでみてください!
「泣いたらおっぱい」
次に効果があったなと感じるのは、原始的な方法ですが「泣いたらおっぱい」を徹底することです。
私は長男と次男とをそれぞれ別の病院で出産しました。
長男… 母子分離、3時間おきの授乳、夜間授乳なし
次男… 母子同室、いつでも授乳できる
この環境の違いが本当に大きかった!
次男が産後4日目で完母に移行できたのは「泣いたらおっぱい」が出来る病院だったからだと思います。
(もちろん2人目でおっぱいの準備が出来ていたということもありますが)
母乳というのは赤ちゃんに吸われれば吸われるほど、生産されるメカニズムになっているそうです。
そして泣いた時というのは、絶好の赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれるタイミング!
だから生後1~2か月くらい、母乳育児が軌道に乗るまでは、文字通り赤ちゃんが泣いたらとりあえずおっぱいを飲ませる、でいいと思います。
夜間など赤ちゃんに付き合って何度も起きて授乳するのが辛いときは、もちろんパスして、パパや他の家族にミルクを代わってもらってもOK。
できる範囲でいいので「泣いたらおっぱい」を続けてみてください。
ちなみに私の場合ですが、育児日記を見返すと次男の新生児期は1日に12回~15回くらい授乳をしていました。
夜間の頻回授乳
夜は辛かったらパスしてOKと先ほど書いたものの、実は夜間の頻回授乳は母乳量を増やすためにはとても大事です。
母乳を分泌するホルモン「プロラクチン」が活発になるのが夜中なので、この時間にいかに頻回に「泣いたらおっぱい」が実行できるかどうかが、母乳量を増やすカギになるのです。
とはいえ…
夜中に何度も起こされ授乳をして、赤ちゃんが起きないようにそうっと布団に寝かせるものの失敗してまた泣いて、抱っこ?おっぱい?オムツ?を繰り返していると正直頭がおかしくなってきますよね。
なので本当にこればかりは、ママの心身の健康を第一に、できる範囲で続けましょう。
「今日はゆっくり寝たいから、夜間はミルク」と決めてさぼってもいいと思います。
ぐっすり寝たら翌日は頑張れるかもしれないし。
ちなみに私は相当な寝ぼすけでロングスリーパー、寝起きも悪いタイプですが、やはり子供を2人産んでだんだんと体質が変わってきました。
今1歳を超えた次男はまだまだおっぱい大好きで、夜間も3・4回起こされますが、なんとか起きて付き合っています。
なので夜間授乳を頑張らなきゃ!と気負いすぎず、だんだんと慣れるさ~と思ってできる範囲で続けてみてください。
助産師さんの乳房マッサージ
母乳量を増やすためにやった最後の方法はプロ=助産師さんの手を借りるということ。
私が暮らす板橋区では、助産師さんによる乳房マッサージを自宅で受けることができました。
板橋区には「すくすくカード」といって、子育て支援サービスを利用できる独自のチケット(新生児訪問の際にプレゼントされました)があるのですが、このチケットで乳房マッサージも受けられるのです。
※利用は産後120日以内、乳腺炎などのトラブル時は対象外などのいくつかの条件があります
私はこれを利用して長男の産後1か月ほどの時にマッサージを受けました。
ちょうど完母に移行できるかなと思っていたタイミングだったので、マッサージにより母乳の出をよくしてもらい、これだけ出れば大丈夫とお墨付きをもらえたことは安心につながりました。
板橋区の場合はこうしたサービスがありましたが、お住まいの自治体にはサービスがない場合は「母乳マッサージ」などのキーワードで検索すれば、近くの母乳外来や助産院が調べられます。
1回5,000円程度だと思うので興味があれば一度行ってみてもいいと思います。
助産師さんというおっぱいのプロに状態を診てもらって、アドバイスもしてもらえるので、1人で悩んでいるよりも道が開けるかもしれません。
おわりに
私もそうでしたが、はじめての母乳育児は手探り状態で、悩みがたくさんあると思います。
きっと睡眠不足で疲れている中でも、心配で調べずにはいられなかったり。
今回紹介した方法は私の体験なので、母乳量が増えるかどうか、増えるまでの期間などは個人差が大きいとは思いますが、今悩んでいるお母さんの悩みが少しでも解消されれば嬉しいです。