目次
はじめに
出産を前に用意しなければいけないもの、たくさんありますよね。しかし全て揃えようと思うと、結構な出費になってしまいます。赤ちゃんの時期しか使わないアイテムは、あるもので代用するなどして買わずに済ませたいもの。今日はそんな出産準備アイテムの中でも「授乳クッション」について、2人の子供を育てる私が必要性を解説&おすすめクッションを紹介したいと思います!
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授乳クッションとは
「授乳クッション」とはその名の通り、赤ちゃんに授乳をするときに使うクッションです。基本的には、お母さんのお腹にはめてその上に赤ちゃんを乗せられるよう、写真のような「U字型」に作られています。この他にも、産前には抱き枕として使い、産後は上下の留め具で腰に巻いて使う「抱き枕タイプ」もあります。いずれにしても、いわゆる「クッション」の形ではないので、購入を迷っている方も多いかもしれません。
授乳クッションは必要?不要?
私なりの結論としては、授乳クッションは「あると絶対便利!」です。もちろん用意しなくても、既に家にあるクッションや座布団で代用できなくはないです。しかし、1つ用意するだけで退院後の赤ちゃんとの生活がグッと快適になりますよ。以下に授乳クッションを使うメリットを挙げていきますね。
授乳がラクになる!
赤ちゃんを産むと、まず待ち構えているのが「授乳」の壁ではないでしょうか。私も1人目のときはぜんぜんうまく出来ず、助産師さんの熱血指導を受け涙した記憶があります…笑。横抱き、フットボール抱き、縦抱きなど様々な方法があり、退院後もそれらを試しながら試行錯誤していました。
そんな時に授乳クッションがあるととってもラク!例えば左側のおっぱいは横抱きであげて、右側のおっぱいはフットボール抱きであげたいという時、授乳クッションがあれば赤ちゃんを乗せたクッションをそのまま右に回転させるだけでポジションを合わせることができます。
いずれ、お母さんと赤ちゃんがお互いに飲ませやすい/飲みやすいポジションが分かってくると思いますが、そこに辿り着けるよう母乳育児を軌道に乗せたいという方は、授乳クッションは用意しておいた方がいいと思います。
肩こりの緩和に
授乳、肩こりませんか?よく「赤ちゃんの顔を見ながらゆったり授乳しましょう」なんて言いますが、私の場合は
赤ちゃんの顔を覗き込む ⇒ 変な角度で首が固定 ⇒ ひどい肩こり
になります。なので無理に顔は見続けません!笑 ぼーっと遠くを眺めたり、考え事をしたり、テレビやスマホを見ているときもあります。
また、慣れない授乳でついつい身体に力が入ってしまうのも肩こりの原因。助産師さんに教えてもらった肩がこらないコツは、
お母さんが赤ちゃんの方に寄っていかない(前かがみにならない)
ことだそうです。つまり、お母さんはまっすぐ姿勢を保ったまま、赤ちゃんの方をお母さんに引き寄せる形になります。授乳クッションがない場合、ついついお母さんは前かがみになりがちです。赤ちゃんを引き寄せるには、ぐぐっと持ち上げる必要があるからです。その点、授乳クッションがあれば赤ちゃんを高い位置でキープできるので、意識して姿勢を正すことができます。
これで私は肩こりが改善しました。
そのまま寝てしまっても楽々
赤ちゃん、おっぱいやミルクを飲みながら寝てしまうことも多々あります。そのまますぐに移動しても大丈夫な赤ちゃんなら良いのですが、多くの赤ちゃんには「背中スイッチ」があります。うちの長男はそのタイプで、何度も着地に失敗し、ベビーベッドに置くのは諦めて、そのまま次の授乳時間までテレビドラマを見て過ごすこともありました。
そんな時に授乳クッションがあると、授乳した体勢のまま眠った赤ちゃんを乗せておけるので、体に負担がないんです。ずっと抱っこで腱鞘炎~なんてことにはなりません。
お父さん・じいじ・ばあばも嬉しい
お父さん、じいじ、ばあばなどが抱っこをしてくれる時間もあると思います。そんなとき、抱っこをしている腕置きとして授乳クッションを渡すととても喜ばれますよ。赤ちゃんといっても、生後2‐3ヶ月には5キロの米袋くらいの重さになっているので、そのまま抱っこし続けると腕が疲れます。お母さんだけでなく、抱っこをする人はみんなで授乳クッションを活用しましょう!
背の高いお母さんには必須!
私は身長が167cmあるので、1人目の時には産院の授乳クッションの高さがあわず苦労しました。授乳クッションはお腹周りに巻いて使うので、
身長が高い=胴が長い=授乳クッションに乗った赤ちゃんがおっぱいの高さに届かない
という事態になってしまったのです。奇しくもちょうど出産が重なった時期で、授乳クッションを2つ借りることもできず、足を組んでみたり、腕の力で少し持ち上げてみたりしたのですが、産後のボロボロの身体でそんなことしたくないですよね。
2人目の出産時は、病院では授乳クッションを2つ借りて重ねて使用、自宅では高さ(厚み)のある授乳クッションを新調したので、とても快適に授乳できました。
背の高いお母さんは、ぜひ高さ(厚み)のある授乳クッションを用意することをおススメします。
授乳クッションの使い方いろいろ
さて、ここからは授乳クッションは授乳以外の用途にも使えるぞ!ということをお伝えしますね。
抱っこしたまま食事ができる
まずはコレ!赤ちゃんって、なぜか食事時になると起きて泣き始めることありませんか…?我が家は2人ともそうでした。はじめのうちこそ、夫と私でかわりばんこに食べたりもしましたが、慣れてくると抱っこしながら食事が取れるように笑。そんな時にも授乳クッション。ただ抱っこするだけだと腕が疲れますが、授乳クッションの上に乗せておけばらくらく食事ができます。
※赤ちゃんを抱っこして食事をする際は、熱いものなどは赤ちゃんの上で食べないようにご注意くださいね。麺類や水分が多い料理も抱っこしたまま食べるには向いていないと思います。
お座り赤ちゃんの補助イスに
生後6ヶ月ごろになると腰がすわってきて、お座りの体勢が取れる赤ちゃんも増えてきます。しかし、まだまだ不安定なお座り。ぐらっと倒れて頭を打ってしまうことも…。そんなときには赤ちゃんの腰回りに授乳クッションを置いておくと、背もたれ的に使うことができますよ。
また、6ヶ月といえば「ハーフバースデー」の記念写真を自宅で撮るお母さんも多いのではないでしょうか。その際に、お気に入りの授乳クッションを補助イスとして、赤ちゃんをお座りさせて撮れば、思い出に残る1枚になるのでおススメです。
読書やパソコンをする時の腕おきに
これは、赤ちゃんは関係ない用途ですが文字通り、読書やパソコンをするときに腕置きとして使えます。今このブログを書いている私もまさに授乳クッションを腕おきにしていますが、腕・肩の負担が減り、かなりラクになります。授乳クッションをお持ちの方は今すぐお試しくださいね。
おすすめの授乳クッションはコレ
2人の育児で授乳クッションを使ったわたしがおすすめの授乳クッションをご紹介します。
1人目で使った「抱き枕タイプ」は失敗でした…
1人目の出産の際は、妊娠期から抱き枕として使える長いタイプの授乳クッションを使っていました。でもこれ、結果的には失敗でした。その理由は…
・長いものを腰に巻いて使うので、夜間授乳の際に面倒くさい
・ボリュームがあまりないので、背の高い私には合わず結局下にクッションを入れて調節して使った
・妊娠期から使ったため中身のクッションが早くにへたってしまった
これらの理由から、途中からこの「抱き枕タイプ」の授乳クッションは使わなくなりました。
選ぶポイントは「へたらない」こと!
第2子の出産にあたり、授乳クッションを新調しようと思い重視したポイントは、ずばり高さ(厚み)があり「へたらない」こと!その点を満たすおすすめの授乳クッションは以下のものです。
私が最終的に選んだのはコレ!
ナオミイトウ NAOMI ITO ママ&ベビークッション ワイド(足しわた付き) アメザイク 【授乳 クッション】【授乳 枕】【授乳グッズ】【ベビークッション】【日本製】【Made in Japan】【2019spr04】【即納】
ママ友から、授乳期間が終わってもへたらなかったとの口コミを聞いていたことと、最後は見た目のかわいさで決めました。ナオミイトウのファブリックを使ったカバーはインテリアにも馴染みとても気に入っています。しっかりと綿が入っていて高さもあり、小さな新生児でもちゃんとおっぱいの高さに合わせて授乳することができました。また、へたってしまった時(といってもそう簡単にはへたらなそうなボリュームがあります)に使える「足し綿」まで付いています。カバーが取り外せるのでこまめに洗えるのも嬉しいポイントです。
こちらも外出先で使ったことがあるのですが使いやすかった!抱っこ紐で有名なエルゴの授乳クッションです。このクッションの最大の特徴は、他の「クッション」に比べて柔らかくないこと。でも、それが良いんです。適度な硬さがあるので赤ちゃんが沈まず、お母さんの姿勢もキープでき、何よりへたることがありません。1人目の赤ちゃんで授乳に慣れていないお母さんには、エルゴの授乳クッションをおすすめします。
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さいごに、これは今までおすすめしてきた「U字型」ではないのですが…授乳クッションならぬ「授乳ベッド」。授乳の後寝てしまった赤ちゃんをそのまま寝かせておくことができる優れモノです。細かいビーズが入っていて、無印良品の「からだにフィットするソファ」の赤ちゃん版のようなイメージ。もちろん、授乳の際だけでなくお昼寝用にも使えるので、日中の赤ちゃんの寝場所としてリビングに置いておくのもいいと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。授乳クッションはなくてもなんとかなる…かもしれないけれど、あったら絶対便利で快適に過ごせる育児グッズです。ぜひ自分にあった授乳クッションを見つけて、楽しい授乳タイムをお過ごしください。