【抱っこ紐】エルゴの腰痛を改善するたった3つのポイント

はじめに

抱っこ紐で1番メジャーなものといえばエルゴですよね。

正しく使えば体への負担を軽くして、赤ちゃんの抱っこがとても楽になるエルゴ。

しかし中には、エルゴで腰痛が出てしまったと言う人もいるようです。

腰が痛くなると、赤ちゃんを抱っこすることがだんだん苦痛になってきて、スキンシップが減ってしまいますよね。

私ももともと腰痛持ちなのですが

• 産後すぐは骨盤が安定していなかった
• 長男の保育園の送り迎えで毎日1時間以上、次男を抱っこして歩いていた

こうした事情で腰痛がひどくなった時期がありました。

そこで抱っこ紐の講習会に参加。
正しいエルゴの付け方・付ける位置を学び直したところ、今はほぼ腰痛に悩まされずに過ごせています。

次男は生後9ヶ月を迎え、体重は10キロ近くなりましたが、エルゴで抱っこして移動するのが全然苦痛に感じなくなりました！

このブログではエルゴの腰痛に悩む方に、私が学んだ腰痛を劇的に改善する3つのポイントをお伝えします。

それではひとつずつ解説してきます！

エルゴの腰痛を改善するたった3つのポイント

1.【エルゴの正しい装着】ウエストベルトの位置

大人のウエストの部分に巻くエルゴの1番太いベルト。
これを腰の位置で巻いていると腰痛になる可能性が高いです。

以前はこのベルトを腰ベルトと呼んでいたので、腰で巻くものと思っている人も多いようですが、このベルトはウエストベルトといいます。
お腹のいちばん細いウエスト部分で巻くのが正解です。

この位置で正しくエルゴを装着すると、赤ちゃんの位置が高くなります。
すると全体の重心が高くなるので、抱っこする大人の負担が軽くなりますよ。

目安としては、大人が赤ちゃんの頭にキスが出来る高さと覚えてください。

実際に私の友人にも「エルゴでの抱っこだと腰が痛い」と言って使うのを嫌がっているお母さんがいました。

彼女の子供はまだ2・3ヶ月と軽い時期だったにもかかわらずそう言うので、装着している姿を確認すると、やはりエルゴを腰の位置で巻いていました。

そこで、ベルトをウエストで巻くように伝えたところ腰痛が改善していました。

エルゴによる腰痛にお悩みの場合は、まずはウエストベルトの位置をチェックしてみてくださいね。

※エルゴの正しい装着の手順については、こちらの記事に詳しく書いているのでご覧ください。

【写真でわかる】エルゴアダプトの正しい位置はココ｜赤ちゃんもママも快適はじめに 赤ちゃんの抱っこ紐で1番メジャーな「エルゴ」。 体に負担をかけることなく赤ちゃんを抱っこできるので、使っている人も多いと思...

2.【エルゴの正しい装着】脇ストラップで密着感を高める

リュックサックで重い荷物を背負うときのことを想像して欲しいのですが

• 肩ベルトを短くして体に密着させて背負う
• 肩ベルトを長くして体から離した状態で背負う

どちらが体への負担は小さいでしょうか？
もちろん荷物を体に密着させたときの方が重さは感じにくいですよね。

（見た目的には紐が長い方がおしゃれだとは思いますが…）

赤ちゃんの抱っこも全く一緒です！

大人と赤ちゃんが密着している状態が正しい付け方です。
密着度を高めるためには、脇のストラップをきちんと締めることが大切です。

大人と赤ちゃんの間には手のひらが1枚入れば十分。
ぴったり抱っこをすれば、赤ちゃんが驚くほど軽く感じられますよ。

3. 腰が痛いと思ったら早期にケア

以上の2つのポイントを守ってエルゴを正しく装着しても、人それぞれ歩き方や座り方に癖があったり、長時間の抱っこやおんぶなどで、どうしても腰痛が出てしまう時はあると思います。

そんな時は我慢しないですぐにケアをすることが大切です。

家族や一時預かりに赤ちゃんを預けられるタイミングを待っていると、どんどん悪化してしまうこともあるので、オススメは赤ちゃんを連れて行っても大丈夫な整体です。

全国に店舗を展開しているカラダファクトリーは赤ちゃんを連れて行ってもオッケー。

初回は平日なら1時間3,980円とお手頃価格で診てもらうことができるのでオススメです。

＜料金＞
【各40分コース】
平日祝日：2,980円（税込）、土日：3,400円（税込）
【各60分コース】
平日祝日：3,980円（税込）、土日：4,980円（税込）
【PREMIUMリンパ*１×骨盤調整コース（60分）】
平日祝日：4980円（税込）、土日：5980円（税込）

これから抱っこ紐を購入する方へ

腰痛持ちだけど、抱っこ紐はエルゴでいいのかなと迷っている方へ。

エルゴは欧米で開発された抱っこ紐です。
そのため標準の体型として、170センチ／70キロを目安にしているそうです。

もちろんベルトは調整できるので、日本人に合わないわけではありませんが、小柄な日本人の場合はきちんとベルトの長さを調整しないと、腰痛や肩こりの原因になってしまいます。

私も身長167センチと、日本人女性にしては大柄な方ではありますが、エルゴを装着するときはベルトはかなり締めて使っている状態です。

もしこれからエルゴを購入しようと考えていて、小柄で華奢な体型の方の場合は、エルゴじゃないほうがいいかもしれません。

日本人女性向けに開発されたnapnap（ナップナップ）はデザインも可愛いし、基本的な機能や装着方法もエルゴとそう変わらないので、小柄な方にはこちらの方が個人的にはおすすめです。

おわりに

エルゴの腰痛に悩まされている方に向けて、腰痛を改善する3つのポイントをお伝えしました。

エルゴを正しく装着すると腰痛が改善するだけでなく、赤ちゃんも密着した抱っこにより安心できるので情緒が安定します。
大人も赤ちゃんもハッピーならお出かけがもっと楽しくなりますよ。

エルゴによる腰痛を改善して、楽しい育児ライフを送ってください！