さやの湯とは
さやの湯は、板橋区前野町にある日帰り温泉施設です。
都内にいながら、本格的な天然温泉と日本庭園、さらに美味しいお蕎麦まで楽しめるので、とても人気がある施設です。テレビや雑誌などの人気ランキングでもよく名前が挙がっています。
私も先日、久しぶりにさやの湯に行ってきたのですが、相変わらずの良い雰囲気でゆったりとした時間を過ごせました!とてもおすすめなので最新の情報をまとめます。
アクセス
さやの湯はどこの駅からも少し離れた場所にあるので、公共交通機関を使う場合はバスが便利です。送迎バスはありません。
- 都営三田線 志村坂上駅:A2出口から徒歩8分
- 東武東上線 ときわ台駅:国際興業バス「赤53」「JR赤羽駅西口」行きに乗り「前野町4丁目」から徒歩1分
- JR 赤羽駅:国際興業バス「赤53」 「東武東上線ときわ台」行きに乗り「前野町3丁目」バス停すぐ前
駐車場
駐車場は80台完備されています。そして、さやの湯の利用で平日は終日無料、土日祝日は5時間まで無料となります。駐車券をカウンターで提示しましょう。
さやの湯の駐車場が満車の場合は、目の前にある「イオンスタイル板橋前野町」に駐車してもOKです。こちらも駐車券の提示で5時間まで無料になります。(WAONでの入庫は利用不可なのでご注意ください)
料金・クーポンはある?
まずは料金から。さやの湯では、平日と土日祝日で料金が異なります。
大人料金 | 平日:870円 / 土日祝日:1,100円 |
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子供料金(小学生以下) | 平日:550円 / 土日祝日:750円 |
料金はクレジットカード払い(VISA/Mastercard)対応です。
そして、少しでもさやの湯にお得に入れるクーポンはあるのか?気になるところですが、2019年現在、クーポンはありませんでした。
クーポンがないのは残念ですが、さやの湯では回数カードを販売しており、これが唯一、料金がお得になるアイテムなのだそうです!家族やグループでの利用もOKで、有効期限もないので、リピートできる場合はこちらがおすすめです。
さやの湯の「回数カード」
- 8回分:6,000円
- 12回分:9,000円
⇒1回あたり750円(平日)になり、120円お得になります
※土日祝日は差額230円を別途支払います
営業時間
さやの湯の営業時間は
10:00〜25:00(最終入館受付24:00)です。
ただし館内の施設(食事処やマッサージなど)は、それぞれ別の営業時間となっています。
- 岩盤処:10:00〜24:30
- 香処(アロマテラピー):12:00〜24:00
- 美肌処:11:00〜24:50
- てもみ処:11:00〜24:50
- 貸切温泉:10:30〜23:30
- 柿天舎(食事処):<ドリンク・スピードメニュー> 10:30〜24:00 <食事> 11:00〜23:00
混雑状況
さやの湯はとても人気のため、日と時間を選ばないと混雑します。天然温泉の露天風呂はあまり大きくないので、混雑しているときに行くと芋の子洗い状態で全然楽しむことができません。
さやの湯の公式HPによると、特に混雑するのは以下の日時だそうです。
- 大型連休中(お正月、GW、お盆等)
- 3連休の中日、末日
- 土曜日:17:00〜23:30
- 日曜日:12:00〜20:00
来館前に電話(03-5916-3826)で混雑状況を聞いてもOKとのことなので、混んでいるのが嫌な人は確認するといいですね。また混雑スケジュールもHPに用意されていました。
私が訪問したのは平日の午前中。この時間は温泉、食事処、待合処などもすべて空いており、文字通りゆったりと過ごすことができました。
お昼を過ぎるとだんだんと混雑してきたので、可能ならば平日の午前中or夜遅くに訪れるのがおすすめです。
温泉
さやの湯は「スーパー銭湯」ではなく、れっきとした「天然温泉」です。
都内では珍しいうぐいす色のにごり湯は、塩分濃度の高いナトリウム塩化物強塩温泉。保温性に優れており、入浴後はずっとポカポカの状態が続くので「熱の湯」と呼ばれます。
この温泉が楽しめるのが露天風呂。
緑に囲まれた外湯は、ここが都内であることを忘れられるようなリラックス空間となっています。源泉かけ流しの「源泉風呂」を楽しんだあとは、ごろんと寝転ぶことのできる「寝転び湯」でしばしウトウトしたり、「薬草塩蒸風炉(サウナ)」で汗を流すのがオススメです。
温泉成分(さやの湯HPより)
源泉名:板橋前野温泉
泉質:含よう素・ナトリウム・塩化物強塩温泉(高張性中性温泉)・ほとんど無色澄明・強塩味・鉄味を有す
療養泉の一般的な 適応症:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・間接のこわばり・打撲・痔の痛み・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進
泉質別適応症:きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症
効能について:ナトリウム/塩化物泉は入浴する事により、皮膚に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐため保温効果にすぐれ、湯冷めしにくい事から「熱の湯」といわれ、神経症、冷え性等の症状に効果がある療養泉です
岩盤処
さやの湯には館内2階に岩盤浴もあります。春夏秋冬の4つの温度帯の部屋があり、自分のペースで楽しめます。
春:苔庭を眺めてのんびり過ごせる休憩所
夏:ブラックゲルマニウムなど3種類の高温岩盤浴
秋:薬宝玉石を使った中温岩盤浴
冬:ほてった身体を一気に引き締める冷たい部屋
利用は中学生以上のみで別料金となっています。時間制限や入れ替えはなし、岩盤浴のみの利用はできないそうです。
利用料:720円(岩盤浴着、大判タオル付き)
食事処
さやの湯には食事処「柿天舎」があります。
ここの名物は挽きたて、打ちたて、茹でたての十割蕎麦。せいろは630円、天ぷらせいろも1,040円で楽しめます。まずはひとっ風呂浴びてから、蕎麦とビールを楽しむお客さんが多いようです。
注文はセルフサービス方式で、先に席を確保してからカウンターで注文します。蕎麦など時間がかかるメニューの場合は、呼び出しベルを渡され、だいたい5分ほどで出来上がりです。
この日は、天ぷらせいろと桜海老せいろ(1,040円)、車での訪問だったのでノンアルコールビールをいただきました。蕎麦の大盛はできないそうで、少し食べたりなかったので食後にせいろを1つ追加しました。蕎麦湯も用意されており、食後に楽しめました。
蕎麦以外にも、おつまみ系のメニューや丼もの、うどん、甘味なども揃っていましたよ。
食事処には貸し個室も2部屋あります。個人で利用するも良し、また懇親会などでも利用できます。コース料理(3,600円~)を頼めば室料が2時間無料になるということでした。
子連れで利用できる?
今回0歳の次男を連れて行ってきたのですが、さやの湯ではオムツが外れていない子供は、脱衣場・浴室に入ることはできません。
ただし2,000円/1時間で入れる貸切風呂ならば利用可能です。
しかしこの貸切風呂は、東京都の条例により、夫婦や家族でも10歳以上の男女混浴はできないのでご注意ください。
ということで、今回私たちは貸切風呂は利用せず、待合処でどちらかが子供を見ながら交代で入浴しました。
待合処は広い畳でとても清潔だったので、子供がハイハイをしたり寝かせておいても安心でした。同じ状況の別のお客さんで、食事処で交代しながら入浴している方も見かけました。
館内には授乳室はなかったので、授乳中の方はケープなどを持参した方が良さそうです。
無料Wi-Fi
さやの湯には無料Wi-Fiが設置されています。休憩所ではノートパソコンを持ち込んで仕事をしているような方も見かけました。
基本情報
■前野原温泉 さやの湯処 https://www.sayanoyudokoro.co.jp/
【所在地】東京都板橋区前野町3丁目41番1号
【TEL】03-5916-3826(さやのふろ)
【営業時間】10:00〜25:00(最終入館受付24:00)
【定休日】年中無休 ※年に1.2回メンテナンスのため休館あり
おわりに
いかがでしたでしょうか。さやの湯は、テレビなどで取り上げられると集中的に混雑することもありますが、平日で時間を選べばゆっくりと楽しむことができます。ぜひ時間を作って一度訪れてみてください。